阿バ州の概況
青蔵高原の東南部、四川省の西北部に位置している。
汶川、理県、茂県、金川、小金、馬爾康、阿バ、若爾蓋、紅原、壤塘、松潘、九寨溝、黒水という13つの県を管轄している。
面積は83426平方キロメートル、人口は82万人。阿バ州は自然風景が綺麗で、少数民族が極めて特色を備えていて、観光資源が豊かである。例えば、世界自然遺産に入れられた「神話世界」の九寨溝、「人間の瑶池」(瑶池:伝説によると、西王母の住んでいた所だったそうである)と呼ばれた国家級の名所旧跡黄竜寺、国際生物保護区に入れられた中国において最大のパンだの天然保護基地――臥竜自然保護区、国家級の観光区域小金四姑娘山、米亜羅紅葉温泉観光区域など。
極めて特色をもっている黄竜廟会、蔵歴節、転山会、燃灯会、チャン歴節、娘祭りなどの祝日盛会があり、特別なチベット族とチャン族の風俗、文化などある。
風味の食べ物は松潘の手掴みの牛ビーフ・ステーキ、九寨沟の羊丸焼きなどである。
阿バ州のお土産もとても多い。虫草、バイモ、麝香、天麻、黄ぎ、雄鹿の角、熊の胆嚢などの珍しい漢方薬の材料が豊富に産出し,ダイオウ、アンゼリカ、ナルドなどの薬種があり、茂県、汶川と小金のりんご、金川の雪梨などが国内外にもとても有名で、山椒と胡桃などは質がよく多く産出する。
チャン族の刺繍などの工芸品は昔からとても有名である。
珍しい野生動物は主にパンダ、ロー、鹿、熊、豹などある。
資源
阿バ州の資源、特に観光、水、ゴールドの資源がとても豊富である。水の埋蔵量は1600万千ワットで、ゴールドの貯蔵量は500ドンである。毎年一万両以上のゴールドが採掘され、ゴールドがもう中堅産業になった。
自然観光資源
主に四種類の資源が多い。
山が多い。海抜5000メートル以上の山が30つあまりある。有名なのは雪宝鼎、九鼎山、バ郎山、四姑娘山、索烏山、石頭山と金川に近い墨爾多神山などである。
水が多い。阿バ州には川が非常に多い。有名なのは黄河、ミン江、白竜江、白河、黒河、猛河、大渡河、雑谷脳河などである。河のほか、湖も空一杯の星のように散らばっていて、奇観となった。また、阿バ州には30万ヘクタールの高原沼沢があって、国家級の湿地保護区となった。
木が多い。森林に覆われた面積は阿バ州の総面積の37%を占めている。珍しい植物、例えば紫の実のスプルス、高山柏などがここでは森林の規模で生きている。
動物が多い。野生動物は380種類あまりある。その中では、獣が100種類あまり、鳥が230種類あまり、爬虫類の動物が20種類あまり、両棲の動物が14種類、魚が17種類ある。
気候
阿バ州の気候は総じて言えば、季節風気候に属している。しかし、地形の影響によって、多様化の特徴をもっている。海抜の高さの変化にしたがって、気候は亜熱帯から温帯、寒温帯、寒帯へ移行し、垂直の差がはっきりしている。
金川、小金、理県、茂県、汶川、九寨溝などの県と臥竜保護区は一年の平均気温が11.5-12.8度、一番寒い一月の平均気温が1.5-2.3度、一番熱い七月の平均気温が20-22.3度である。壤塘、馬爾康、黒水、松パンなどの県は夏が暑くもないし冬が寒くもない。一番寒い一月の平均気温が-1-5.2度、一番熱い七月の平均気温が13.4-17.6度である。紅原、若爾蓋、阿バなどの県は夏が涼しいし冬が寒くもない、昼夜の温度の差が大きい。毎年の5-10月は雨季で、ほかは乾季である。一番寒い一月の平均気温が-5度以下で、一番熱い七月の平均気温が10-11.2度である。
しかし、阿バ州では年中空がからりと晴れ渡って、氷または雪に覆われた峰がはっきり見える日は絶対多数である。冬でも晴れた日が多数で、雨が多い夏でも昼間は日照が十分である。夏では、にわか雨と雹が多い。冬では、雪がしきりに降り、昼夜の温度の差が大きい。
阿バ州に住んでいる民族はチベット族、チャン族、回族、漢族が主としている。 |