住居
農業地区と牧畜業地区の住居条件はだいぶ違う。農業地区、都市と町の人の住んだ部屋は高さ約2.5メートル、屋根が平らで、石、まだ焼いていない煉瓦或いは丸木で壁を作る。金持ちな人家のビルは三、四階である。一階は家畜小屋と召し使いの住んだ部屋として使われる。家をきりもりする人は二階に住んでいて、主人は三階に住んでいる。四階には仏像が祭られている。主人は平らな屋根で散歩し、眺望できる。家の側には転経筒があり、屋根には旗が挿してある。家には大活仏がいたことがあったら、門外に銅製の先の高い竿を立てる。牧畜民はほとんど固定した家がなく、テントに住んでいる。
室内の装飾と飾り付け
普通チベット族の部屋は寝室、応接間、経堂と台所に分けられている。普通、チベット族は床、いすを使わないで、窓により、壁に沿って卡墊(敷物)を一回りならべて、チベット族風の机を置く。家族或いはお客様は机を囲んでお茶を飲んだり食事をしたりする。チベット族の室内には主にチベット族風のたんすと机がある。たんすと机の表面には各種類の模様、鳥類、獣類、吉祥の図案が描いてあって、周りには竹の節などの図案が描いてある。チベット族の室内の壁の上方には三種類の色のついたあやが描いていて、下の方には乳黄色或いは薄緑の顔料が塗られている。庭の門の両側の壁には二つの虎或いは財宝の神が象を引くという図案が描いてある。虎は疫病を防ぎ、吉祥を招来するということを象徴する。象は財宝を招来するということを象徴する。 |